大谷翔平、2試合ぶりWS2号 ボール球を右翼席へ…CY右腕呆然、松井秀喜に並ぶPS10号

ブルージェイズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ブルージェイズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

今季のポストシーズン7発目、球団タイ記録まで残り1本

【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3回の第2打席に2試合ぶりとなるワールドシリーズ2号ソロを放った。ポストシーズンでは通算10号となり、松井秀喜に並び日本人最多となった。

 サイ・ヤング賞3度を誇るマックス・シャーザー投手相手に、初回の第1打席にカーブを右翼線に運ぶエンタイトル二塁打。これでポストシーズンでは自己最長の6試合連続安打となった。そして1-0の3回1死で迎えた第2打席、見逃せばボール球という内角高めのフォーシームを詰まりながらも豪快に右翼席へ運んだ。打球速度101.5マイル(約163.3キロ)、飛距離389フィート(約118.5メートル)、角度32度の一発に、本拠地は熱狂に包まれた。

 24日(同25日)の第1戦では、7回の第4打席で自身ワールドシリーズ初本塁打となる2ランを放った。9回2死で迎えた第5打席では敵地から「We don’t need you!」のチャントが起き、チームは4-11で初戦を落とした。25日(同26日)の第2戦は4打数1安打。山本由伸投手が9回1失点と好投し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻して本拠地での戦いに戻ってきた。

 大谷はこれで今季のポストシーズンでは7本目。球団歴代2位となっており、トップのコーリー・シーガー(2020年、現レンジャーズ)まで1本差に迫った。

 昨年のヤンキースとのワールドシリーズでは2安打、長打も二塁打1本のみで、第2戦で盗塁を試みた際に左肩を亜脱臼した影響もあり、自慢のバットはやや鳴りを潜めた格好だった。今季のポストシーズンは試合前時点で打率.224(49打数11安打)、6本塁打となっている。

【実際の映像】シャーザーぼう然…大谷翔平、詰まりながらも驚愕弾 LA大興奮

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