大谷翔平からの一発が「試合を変えた」 敵将が激賞…ゲレーロJr.は「超一流」

試合後、取材に応じたBジェイズのジョン・シュナイダー監督【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じたBジェイズのジョン・シュナイダー監督【写真:小谷真弥】

ゲレーロJr.の逆転弾に指揮官「あの一振りが試合を変えた」

【MLB】Bジェイズ 6ー2 ドジャース(日本時間29日・ロサンゼルス)

 名勝負に唸った。ブルージェイズは28日(日本時間29日)、敵地でのワールドシリーズ第4戦に臨み、ドジャースに6-2で勝利した。対戦成績を2勝2敗に戻すと、ジョン・シュナイダー監督は試合を決めた“一振り”を振り返った。

「オオタニvs.ゲレーロというのは簡単だ。だが、我々にとってはトロントvs.LAだ。(ゲレーロJr.の)あの一振りは大きかった。スイーパーはポップアップを狙う球だと私は思っている。そして、あのブラッド(ゲレーロJr.)のスイングは超一流だった」

 指揮官が言及したのは、1点を追う3回1死一塁からブラディミール・ゲレーロJr.内野手が大谷翔平投手から逆転2ランを放ったシーンだった。4球目のスイーパーを捉えると打球は左翼スタンドまで届いた。
 
「昨夜のことがあってショウへイ個人があれだけ認知された中で、彼は今日マウンドに上がった。ブラッドのスイングは大きかった。我々が勢いづく非常に大きな一振りだった。あれで少し勢いづいたと思う。ブラッドのあの一振りが試合を変えた」

 主砲の一撃をきっかけに、対戦成績を2勝2敗のイーブンに。これで第6戦がトロントで開催されることも決まった。もうすぐ11月を迎える。頂点を決める勝負は、まだまだ熱い。

(Full-Count編集部)

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