山本由伸をロバーツ監督絶賛「極めて素晴らしかった」 驚異の2戦連続完投「スペシャルだった」

試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
試合後、取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

9回105球完投「まだ30~40球くらい行けただろう」

【MLB】ドジャース 5ー1 Bジェイズ(日本時間26日・トロント)

 ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発し、9回1失点で2戦連続の完投勝利をマークした。大舞台で2戦連続の快投を見せた右腕にデーブ・ロバーツ監督は「極めて素晴らしかった」と称えた。

 先発した山本は初回に無死一、三塁のピンチを背負うも2三振を奪うなど無失点。3回には犠牲フライで同点に追いつかれたが、3回2死からはパーフェクトピッチングを披露。前日に11得点を挙げた強力打線を抑え込んだ。

 試合後の会見でロバーツ監督は「スペシャルだった。今夜の彼は、とにかく集中していた」と称賛。「このシリーズの前に彼は、『負けは選択肢にない(Losing Isn’t an Option)』という風なことを言っていたが、そういう雰囲気があった」と話した。

「ヨシの素晴らしいところは、左右両打者を打ち取る4つの球を持っているということ。そして打者の狙いを読み、そこからアジャストする。ウィル・スミスは素晴らしい仕事ぶりだったと思うし、マーク・プライアー(投手コーチ)は見事なゲームプランを立てたと思う。そして、ヨシが実行に移した」

 9回を投げて球数は前回よりも6球少ない105球、死球は1つ与えたが四球はゼロ。8奪三振の快投を披露。ロバーツ監督は「彼はまだ30~40球くらい行けただろう」と話した。

(Full-Count編集部)

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