山本由伸の495億円契約に異議「1球も投げてない」 2年経ち炸裂した“皮肉”

WSでも快投…勝負のプレーオフでまたも抜群投球
【MLB】ドジャース 5ー1 Bジェイズ(日本時間26日・トロント)
貫禄の投球で、超大型契約を証明し続けている。ドジャース・山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発し、9回1失点8奪三振で完投勝利した。プレーオフでの2試合連続完投は3試合連続のカート・シリング以来24年ぶり。山本が好投すればするだけ、蒸し返される“有名な”投稿がある。
2023年オフ、山本はポスティングシステムでメジャーに挑戦。ドジャースは投手史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約495億円)で山本を獲得した。当時はまだ懐疑的な声が多く、契約直後にアスレチックス、アストロズなどでプレーしたジョシュ・レディック氏はX(旧ツイッター)で「MLBで1球も投げていない男になぜ3億2500万ドルも払うのか?」と指摘していた。
当時もドジャースファンから反感を買ったが、山本は2年目の今季は怪我人が続出する投手陣の中で、シーズンを通してローテーションを守り、30試合で12勝8敗、防御率2.49を記録。名門球団でエースとして活躍している。
プレーオフでも勝負強さを披露し、リーグ優勝決定シリーズ第2戦終了時に続いて、2年前のレディック氏の投稿にはいまだにファンから“反論”の声が。「ジョシュ・レディック様:今夜の投球がドジャースが山本由伸に大金を払った理由です」「ジョシュ・レディックが何だって? めっちゃ価値あるよ」「ジョシュ・レディックに敬意を表します、彼はこのツイートを削除していない。兄弟はヤマモトが毎回出て行って圧倒するたびに自分がからかわれることを知っていて、それを受け入れています。尊敬します」「ブルージェイズのファンにとってつらい夜だけど、ジョシュ・レディックにとってはもっと最悪」「レディックは今日の試合を見たのかな」と反応が集まっていた。