屈辱から6日後…山本由伸攻略に“秘策”あり 敵将が描く攻略法「しっかりしたプランを」

ブルージェイズ・シュナイダー監督【写真:小谷真弥】
ブルージェイズ・シュナイダー監督【写真:小谷真弥】

シュナイダー監督「我々としてはしっかりしたゲームプランを持って臨む」

【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間1日・トロント)

 ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は31日(日本時間11月1日)、ドジャースとのワールドシリーズ第6戦前に記者会見を開き、山本由伸投手の攻略に自信を見せた。「我々としてはしっかりしたゲームプランを持って臨む。このステージでは、どの投手も一流中の一流だ。その中でもヤマモトは本当にタフで、攻略が難しい投手の1人だと思う。ただ、我々も良い準備が出来ている」と語った。

 山本とは25日(同26日)の第2戦で対戦し、4安打1失点で完投勝利を許した。「本当に手強い。第2戦では序盤、中盤、終盤とまるで3人の違う投手を相手にしているように感じた」とシュナイダー監督は振り返った。前回対戦から中5日が空いた。「どういう展開になるかは試合の入り方次第だが、前回のように彼にリズムを作らせず、できるだけ早い段階で崩したい。実際、前回も得点できるチャンスは初回が一番大きかったからね」と序盤での攻略を目指していく。

「先発投手というのは、その日の球のキレやコントロールによって全く別人になる。もし、わずかにミスをしたら仕留めなければいけない。彼がストライクをどんどん取ってくるようなら、受け身にならずにアクションを起こす。つまり自分たちから勝負を仕掛けて、積極的にコンタクトしていくことが大事だ」。由伸を攻略し、32年ぶりのワールドシリーズ制覇を勝ち取るつもりだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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