ヌートバー、来春WBCは絶望的か 開幕出遅れの可能性…編成トップ「保証できない」

カージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:ロイター】
カージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:ロイター】

「開幕戦出場の可能性は完全に消えてないが、保証もできない」

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場は極めて難しくなった。10月7日(日本時間8日)に両足かかとを手術。チャイム・ブルーム編成本部長が地元ラジオ局のインタビューに応じ、「開幕戦出場の可能性は完全に消えてないが、保証もできない」とコメントした。

 ヌートバーは今季135試合に出場して打率.234、13本塁打、48打点にとどまった。10月7日に両かかとを手術した際は全治などは明らかになっていなかったが、シーズン開幕戦の出場が難しいとなれば、開幕前に真剣勝負が求められるWBCはさらに厳しくなる。ブルーム編成本部長は、無理にリハビリを急がせるつもりはないが、仮にシーズン開幕に間に合わなかったとしても離脱は短期間にとどまる見通しを示した。

 2023年WBCでは日系メジャーリーガーとして初の侍ジャパン入り。全7試合に「1番・中堅手」として出場して打率.269、出塁率.424、4打点、2盗塁。守備でも好守を見せ、チームの世界一に貢献した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY