ド軍ナインが“嫌悪感”「無礼」 世界的大物の大谷煽りに…明かされる内情「見過ごせない」

カナダ出身のドレイクがWS第5戦後に大谷へ“煽り”投稿
ドジャース・大谷翔平投手への“煽り”にナインも嫌悪感を抱いていた。ワールドシリーズ期間中、カナダ出身の世界的ラッパー、ドレイクが自身のインスタグラムで大谷が三振した写真などを使用して、ブルージェイズを応援する投稿をして話題となった。これにドジャースのミゲル・ロハス内野手は「あれは見過ごせない」などと不快感を示した。
ドレイクはブルージェイズが世界一に王手をかけた第5戦後、ストーリーズ機能で大谷が笑顔の写真とともに「ONE MORE!(もう1回!)」と投稿。さらに、大谷が空振り三振で崩れ落ちる写真と共に「イェサベージはもうベンチに向かってるぜ」と記し、大谷を煽っていた。
米メディア「TMZスポーツ」に出演したロハスは「僕は謙虚でいようとしているし、喋りすぎないようにしているが……あれは見過ごせない。球界最高の選手に対して少し無礼なことをしたり、その人物の人柄や球界への貢献度を理解していなかったりする時は、あの時に早とちりするのは本当に難しいことだったはずだ。ああする必要はなかった。ショウヘイ・オオタニは球界のために、何でもやっているんだよ」と真顔で語った。
ドジャースはその後、敵地で2連勝し世界一連覇を達成。優勝セレモニーでは“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手が「今ここに立ち、この球団で最も10月(ポストシーズン)をプレーした。For this really big team(この偉大なチームの為に),that has a lot of really big rings!(たくさんの偉大なリングを)」と、ドレイクの曲「Big Rings」の歌詞で「I got a really big team」「And they need some really big rings」を替えたフレーズを口にすると、大歓声が沸き起こった。
ロハスはこの場面についても言及。「だからこそキケは(セレモニーで)ああいうことをした。あの言葉はおそらく僕の口からは出てこない」「僕の性格はああいう風ではないから」などと語り、理解を示した。そして「みんなすぐにあれ(ドレイクの投稿)を見た。僕らは嬉しくなかったが、仕事を終わらせる必要があった」と当時の状況を明かした。
大谷自身は優勝パレード後に自身のインスタグラムを更新。「Thank you LA」との言葉を添えて、写真や動画を公開。添えられていたのはケンドリック・ラマーの名曲「Not Like Us」だった。同曲はドレイクを猛烈に煽っている曲として知られており、大谷からの“アンサー”でもあった。
(Full-Count編集部)