山本由伸が延長18回からブルペン入り 9回1失点完投から中1日…延長18回の死闘、ド軍投手使い切る

WS第2戦では9回1失点で完投勝利をあげていた
【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手が27日(日本時間28日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦の延長18回からブルペン入りした。6時間を超える死闘。チームが全ての投手を使い切ったことで、準備を始めたようだ。
山本は25日(同26日)のワールドシリーズ第2戦で9回1失点完投勝利をマークした。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に続く9回完投。ポストシーズンでの2試合連続完投は2001年のカート・シリング以来、24年ぶりの快挙だった。
そこから1日空いての第3戦は文字通りの総力戦となった。大谷翔平投手が7回にこの日2本目の一発を放って5-5とすると、以降は試合が膠着。大谷は9回から4打席連続で申告敬遠と勝負を避けられるなど、両チームとも無得点が続いていた。
ドジャースは小刻みな継投で“最後”の投手だったウィル・クラインを延長15回から投入した。明日の先発投手となっている大谷は実質使えない状況だった。山本は延長17回のあたりでベンチ裏へ。その後、18回のブルージェイズの攻撃が始まると、ドジャースブルペンにユニホーム姿で登場し、キャッチボールなどを行った。