乱調トライネンを「投げさせるな」 大谷降板後の悲劇…地元記者も断罪「深刻化させただけ」

大谷降板後…救援陣が流れを止められず7回に4失点
【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第4戦に「1番・投手」で投打同時出場し、7回途中6安打4失点、6奪三振1四球で降板した。ただ、救援が抑えられずこの回計4失点。中でも2試合続けて乱調だったブレイク・トライネン投手には地元メディアも「事態を深刻化させただけだ」と厳しい口調だった。
大谷は1点リードの3回にゲレーロJr.に逆転2ランを被弾。その後は3イニング無失点で7回のマウンドにあがった。しかしバーショに右前打、クレメントには左中間フェンス直撃の二塁打を打たれ、二、三塁のピンチを招いたところで降板となった。
その後はアンソニー・バンダ投手が登板もヒメネスに適時打、1死からフランスの内野ゴロの間に2点目を失った。ここでトライネンをマウンドに上げたが、ビシェット、バーガーに連続適時打を浴びた。これで点差は5点となり、場内からは悲鳴が上がった。
これには地元放送局「NBCスポーツ・ロサンゼルス」でレポーターを務めるマイケル・J・デュアルテ氏も「トライネンはワールドシリーズで打者9人と対戦し、6安打を許した。彼を。登板させるのを。やめろ」と厳しい口調。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者も「アンソニー・バンダは被害を食い止めることができなかった。トライネンは事態を深刻化させただけだ」と断罪した。
(Full-Count編集部)