ド軍の起用法に韓国メディア疑問 出番なしの“至宝”「打率.083の打者が先発」

10日のフィリーズ戦で代走出場…以降はここまで出番なし
ドジャースは28日(日本時間29日)、本拠地でのブルージェイズとのワールドシリーズ第4戦に2-6で敗れ、対戦成績が2勝2敗となった。韓国メディアは、ベンチ入りしながらしばらく出場機会のないキム・ヘソン内野手の現状を憂いている。
27日(同28日)にはブルペン総動員で延長18回を戦ったが、キムの出番は訪れなかった。9番に座るパヘスがバッティングで苦しんでいる中でも出番はなく、28日(同29日)のスタメンが発表されると韓国メディア「OSEN」は、「キム・ヘソンが第4戦でもスタメン外。ロバーツ監督の固執が理解できない。打率.083の打者が再び先発」と伝えた。
最大5年2250万ドル(約33億9000万円)の契約でドジャース入り。打撃を課題として開幕はマイナースタートとなったが、エドマンの故障もあって5月3日(同4日)にメジャー昇格を果たした。代走からアピールすると、バットでも打率3割超えの好成績をマーク。エドマンが復帰しても降格することはなかった。
その後も下位打線で大谷に繋ぐ存在として奮闘。しかし、左肩を負傷して離脱。9月に復帰したが、その後は23打数3安打、打率.130と苦戦した。プレーオフでは9日(同10日)のフィリーズ戦に代走で出場したのみで、ベンチを温める日々が続いている。第4戦でも7回、右投手バシットに対し、パヘスの代打に起用したのは右打者のコールだった。
第4戦の試合後にはパヘスについて「ロバーツの養子なのか?」と出場機会を与えていることを揶揄。「パヘス、ポストシーズン打率.080まで転落。それでもキム・ヘソンはまたもベンチを温めるだけ……代打起用すらない」と伝えた。
(Full-Count編集部)