ロハスが「最後に離れた選手」 敗戦直後に名残惜しそう…LAメディアが発見した光景

ロハスは今オフにFA…来季限りでの引退を表明
【MLB】Bジェイズ 6ー1 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャースは29日(日本時間30日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に敗れ、シリーズ成績は2勝3敗で崖っぷちに追い込まれた。本拠地での最終戦。最後までベンチから離れなかったのが、ミゲル・ロハス内野手だった。LAメディアが報じている。
第3戦は延長18回の激闘を制し、ドジャースは本拠地で世界一を成し遂げられる可能性もあったが、第4・5戦に連敗。負けたら終わりの第6戦はトロントで行われる。文字通りのドジャースタジアム最終戦。ナインが続々とクラブハウスに戻る中で、36歳のロハスは別れを惜しむように最後まで“居残り”続けた。
地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ドジャースが第5戦で敗れた後、ミゲル・ロハスはしばらくの間ドジャースのダグアウトに残っていた。彼はダグアウトを最後に離れたドジャースの選手だった」と伝えている。目を潤ませているようにも見え、名残惜しそうな姿が捉えられた。
ロハスは2023年にドジャースに加入。リーダーシップと内野全ポジションを守る汎用性の高さを武器に、昨季はワールドシリーズ制覇に貢献した。今オフ終了後にFAとなる見込み。地区シリーズを制したシャンパンファイトでは、同メディアの取材に応じ「私はここで現役終了することを望んでいる。なぜなら、私は来年シーズン終了後に引退するからだ」と、来季限りでの引退宣言をしていた。
限りある26人ロースターの中で、来季37歳を迎えるロハスにチームが契約を与えるかはもちろん分からない。それだけにドジャースタジアムで、ドジャースのユニホームを着るロハスが“見納め”になる可能性もある。