連敗ド軍は「あまりに貧弱」 悲痛な“4/29”…打線組み換えも効果なし、米記者辛辣

シリーズ成績は2勝3敗
【MLB】Bジェイズ 6ー1 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャースは29日(日本時間30日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に敗れ、シリーズ成績は2勝3敗となった。王手をかけられた状況で敵地での第6戦に臨む。2試合連続で6失点と投手陣は粘れなかったが、深刻なのは打線だ。米記者も「あまりに貧弱」と厳しい声を寄せている。
第1戦は大谷翔平投手の2ランなどで4点を挙げるも11失点で大敗した。第2戦は山本由伸投手の9回1失点完投で5-1で勝利。本拠地での第3戦は延長18回の激闘を制して6-5で白星を挙げた。しかし第4戦は大谷が先発するも2-6で敗れ、白星は2勝2敗のタイだった。
デーブ・ロバーツ監督はこの日ついに重い腰をあげ、打線を組み替えた。大不振のムーキー・ベッツ内野手を2番から3番に下げ、代わってウィル・スミス捕手を2番に。9番のアンディ・パヘス外野手はスタメン落ちとなった。しかし結果は不発に終わった。
新人イェサベージの前に得点はエンリケ・ヘルナンデス内野手のソロにとどまり、打線全体で4安打。計15三振を喫した。1~4番の上位打線は15打数1安打、四球0、8三振だった。米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ドジャース攻撃陣は単純にあまりに貧弱」とすれば、地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・J・デュアルテ記者は「打線は沈黙し続け。内容もお粗末だった。直近29イニングでわずか4得点」と肩を落とした。
(Full-Count編集部)