崖っぷちド軍は「寄せ集め」…嘆いた野戦病院 ブルペンの惨状に番記者「心が打ち砕かれた」

救援陣が不在「飛車角落ち」
【MLB】Bジェイズ 6ー1 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャースは29日(日本時間30日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に敗れ、シリーズ成績は2勝3敗となった。ワールドシリーズ連覇へ崖っぷちとなった中、ファンが嘆いたのは救援陣の不在だった。
2勝2敗で迎えたこの日、先発のスネルが7回途中5失点。打線も新人右腕イェサベージの前にE・ヘルナンデスのソロ1得点のみに終わった。バッテリーミスも目立ち、惨敗で2連敗となった。
昨季、ドジャースはブルペンデーを駆使してワールドシリーズを制した。しかし、今季はブレイク・トライネン投手の不振に続き、アレックス・ベシア投手が“家族の深刻な問題”で戦線離脱。佐々木朗希投手が守護神として復活し、第3戦では救援陣の力投がチームを救った一方で不安定な投球も目立つ。
ファンの中にはエバン・フィリップスやマイケル・コペックらの名前を出し、「今、手元にあるのは寄せ集めの選手たちだ。残念だが、これが現実だ」と嘆く声も。それに対し、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プランケット記者は「飛車角落ち。そして心が打ち砕かれた」と返信していた。
(Full-Count編集部)