DeNA中川颯、300万円増も「全然納得いくシーズンではない」 豪州WLでは先発直訴

来季へ「先発でも火消しでも回跨ぎでも、どこでも投げる準備をします」
DeNAの中川颯投手が30日、横須賀市内の2軍施設で契約更改交渉に臨み、300万円増の年俸1900万円でサインした(金額は推定)。27試合で防御率1.93ながら2度の登録抹消があり、9月以降は1軍の戦力になれず。「全体的には全然納得いくシーズンではありませんでした。回跨ぎもできなかったので、(三浦)監督もすごく自分を使いづらかっただろうなと思います」と反省の言葉を述べた。
11月からはオーストラリアン・ベースボールリーグのブリスベン・バンディッツの一員として武者修行に励む。今季は全27試合で救援だったが、「豪州では先発希望を出して受け入れてくれたので、先発で長いイニングを投げる中で、火消しの場面、回跨ぎなどいろいろな場面を想定しながら、自分のパフォーマンスを出していくところにフォーカスしてやっていきたいと思います」と意気込んだ。
相川亮二新監督のもとスタートする来季に向け「チームとしてはリーグ優勝と日本一を目指して、個人的には数字を掲げるとかではなく、先発でも火消しでも回跨ぎでも、どこでも投げる準備をします。1軍のマウンドで投げるありがたさなどを全て楽しんで、その上で勝利に貢献していきたいと思います」と目標を口にした。
(Full-Count編集部)