崖っぷちド軍に“難敵”出現か Bジェイズ監督ニヤリ…231億円男は「全て順調」

シュナイダー監督「明日はおそらく大丈夫でしょう」
ドジャースは29日(日本時間30日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦で完敗した。対戦成績は2勝3敗となり、ワールドシリーズ連覇へ崖っぷちに立たされた。敵地トロントへ移る31日(同11月1日)の第6戦では、さらなる難敵が出現しそうだ。
強打者のジョージ・スプリンガー外野手だ。今季は打率.309、32本塁打、84打点、OPS.959と好成績を出して地区優勝に貢献。ポストシーズンでも4本塁打、9打点をマークしていた36歳だが、27日(同28日)の第3戦の7回にファウルを打った際に右脇腹を痛めて負傷交代。第4戦、第5戦と出場機会はなかった。
だが、第6戦では出場する見込みのようだ。ジョン・シュナイダー監督はロジャースセンターで会見を行い、「明日はおそらく大丈夫でしょう」と復帰の見通しを示した。
「昨日も出そうと思えば出せたと思う。結果的に出さずに済んで、休みを与えられたのは良かった。明日の出場へチェックすべきこともほとんどない。あとは本人がどう感じるか。1打席限定ではなく、試合全体を通して戦えるか。身体的には全て順調に来ている」
スプリンガーは2021年1月に6年総額1億5000万ドル(約231億円)の大型契約でブルージェイズ入り。ポストシーズン歴代3位タイの23本塁打をマーク。ドジャースにとってはアストロズ時代の2017年ワールドシリーズで5本塁打を許した因縁の相手でもある。スプリンガー封じも鍵を握る。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)