ド軍がまた打線改造か 負ければ終戦の大一番へ…指揮官は熟考中「多少変えるかも」

会見で質問に答えるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
会見で質問に答えるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

ここ2試合で計3点止まり「考えているところでまだ決めていない。多少変更するかも」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は30日(日本時間31日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦で打線を改造する考えを示唆した。「多少変えるかもしれない。考えているところで、まだ決めていない。多少変更するかもしれない」と話した。

 29日(同30日)の第5戦では正捕手ウィル・スミスを2番に置き、3番にムーキー・ベッツを起用。不振のアンディ・パヘスをベンチに下げ、アレックス・コールを「9番・左翼」で先発起用した。だが、打線は先発全員の15三振で1点止まり。ここ2試合は計3得点に終わっており、打線の奮起は欠かせない。

 ロバーツ監督は「今はとにかく1試合に勝つことが全てだ。打者と投手の1対1の勝負。それだけだ。そのマインドセットができれば、結果はついてくると信じている」と話した。

 昨年はパドレスとの地区シリーズであと1敗すれば敗退という危機から2連勝。その後、チームはリーグ優勝、ワールドシリーズ制覇と駆け上がった。「今の私たちにはもう余裕がない。その状況では全てが高まる。だからこそ、必要な集中力が明日はしっかり出ると思う」。ロバーツ監督は前を向いていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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