柳田悠岐は「MLBの記録には決して残らないけど」 米識者の“心残り”「惑星最高」

柳田に米識者「スポーツ史上最高の選手の1人」
■ソフトバンク 3ー2 阪神(30日・甲子園)
ソフトバンクの柳田悠岐外野手は30日、甲子園球場で阪神との「SMBC日本シリーズ2025」第5戦に出場し、8回に劇的同点2ランを放ち、日本一に貢献した。米国でも37歳の劇的弾は話題に。「37歳にしていまなお惑星最高の選手の1人」と綴る識者もいた。
この日、「1番・左翼」で出場。2点を追う8回1死一塁の第4打席だった。レギュラーシーズンでNPB最長の50試合連続無失点記録を樹立した石井大智投手の初球に外角低めへ150キロをフルスイング。左翼ポール際に飛び込む同点2ランに甲子園は騒然となった。
同点のまま試合は延長戦に突入。11回に野村勇内野手が勝ち越しソロを放ち試合を決めた。2020年以来5年ぶりの日本一。柳田は右脛骨の骨挫傷で長期離脱していたが、ポストシーズンは打率.455と打ちまくった。
試合後、柳田の活躍は米国でも話題に。ポッドキャスト番組「WBC Central」で司会を務めるショーン・スプラドリング氏は「彼の名前がMLBの記録に載ることは決してないだろうが、Gita(ギータ)は永遠にこのスポーツ史上最高の選手の1人であり続けるだろう」と少し心残りを語った。
(Full-Count編集部)