山本由伸に鳴りやまぬ称賛「まさに一流」 ド軍を救う96球に米メディア脱帽「圧倒的だ」

山本由伸が6回1失点でWS2勝目
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
エースの快投が崖っぷちに追い込まれたドジャースを救った。ドジャース・山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板。6回5安打1失点の好投で、シリーズ2勝利目を挙げた右腕に米メディアから称賛が相次いだ。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は公式X(旧ツイッター)で「ヨシはえげつない」と報じると、米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門ポッドキャスト「トーキン・ベースボール」も公式Xで「完投こそならなかったものの、ヤマモトはまたしてもドジャースのために見事な投球を披露した」と称えた。
2回以外は走者を許すも5回まで1失点に抑える粘りの投球。6回にはファンが乱入するハプニングが起こり、その直後には2死一、二塁のピンチを迎えたが、最後はバーショをスプリットで空振り三振に仕留め切り抜けた。
ドジャース球団も公式Xで「ヨシノブが記録した力強い6回」と、96球を投げて6回5安打6奪三振で1失点の右腕を取り上げると、地元メディア「ドジャース・ネーション」も「ヨシノブ・ヤマモトがワールドシリーズ第6戦でブルージェイズ相手に圧倒的な投球。ドジャースが最も必要とする場面で、まさに一流の投球を見せた」と6回を投げ終えた直後、Xで賛辞を送った。
山本は25日(同26日)のワールドシリーズ第2戦でもブルージェイズ打線を封じ込め、9回1失点で完投勝利。ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に続いて、ポストシーズンでの2試合連続完投は2001年のカート・シリング以来、24年ぶりの快挙を成し遂げていた。
(Full-Count編集部)