山本由伸が7戦目に本音「できれば応援を」 ブルペン待機で感じた“疲労”…快投後の一問一答

山本由伸、6回1失点の投球に「最高だったと思います」
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
ドジャース・山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板。6回5安打1失点の好投でワールドシリーズ連覇に“逆王手”をかけた。シリーズ2勝利目を挙げた山本の試合後の一問一答は以下の通り。
――今日の登板を振り返って。
「前回は立ち上がりにピンチだったので、立ち上がりを集中して、良い入りができたので。調子次第自体は良かったので、ランナーはためながらでしたけど、なんとか6回までリードを守りながら、次につなぐことができました。良かったと思います」
――ブルペンの今日の働きについて。
「リードを守って最後までいけましたし、ピンチはもちろんありましたけど、今日の試合に勝てたので、最高だったと思います」
――6回で交代を告げられたとき、どんな気持ちだったか。
「6回を投げ終わったときは、もちろん次にもう1イニングいくつもりでベンチに戻りましたけど、交代ということだったので。なんとかリードを保って次につなぐというのがすごく大事なことなので、それができたのがすごくよかったですし、少しほっとする気持ちもありました」
――明日、中継ぎか抑えで必要とされたら投げるか。
「もちろん、いけと言われたらいきますけど、できれば応援を頑張りたいです(笑)」
――6回のピンチで最後の打者を空振り三振。あの場面、どんな気持ちだったか。
「ビシェットの打席で、少し力が入りすぎて、良くないほうに少し調子がいっていたので、そこで1回冷静になって、余分な力を抜いてとにかく低く低く制球していこうと。いい結果になったと思います」
――スプリットの割合が多かったと思うが、どのように攻めようと思っていたか。
「前回に続いての対戦だったので、相手の待ち方だったり、どういう球を狙ってくるかとか、多少探りながら、投げた配球も多かったです。探りながらになったので、迷った時は、スプリットを投げることも多かったです。結果的に最少失点で抑えることができたので良かったと思います」
――今日負けたら終わりというWSと、WBCで大谷や佐々木と戦ったときの違いはあるか。
「うーん、何が違うかはよく分からないですけど、まったく別ものかなとは感じました」
――明日の第7戦はどんな試合になるか。
「一戦一戦は、どの試合もプレッシャーのかかる落とせない試合が続いていると感じています。明日もプレーする人は大変だと思います(笑)」
――延長になった第3戦、ブルペンで肩を作っていた。体への影響はあったか。
「この1週間で2往復目のトロントなので、そういった疲れは少し感じてましたけど、投球自体の調子は前回に比べて今日のほうが良かったです。結果的に6イニング、ピンチも抱えながらになりましたけど、野球の調子次第は今日のほうが良かったかなと感じました」
――6回1死でファンが乱入。どう冷静さを保ち気持ちを切り替えたか。
「なかなかない間というか、時間だったので、ちょっと嫌な感じはありましたけど、その後2球ぐらい投球練習をして調子も良かったので、気にせず投げれました」
(Full-Count編集部)