“絶望”から一転…感情爆発の佐々木朗希 山本由伸と生んだ「最高なシーン」

「勝利のフォーメーション!」で感動のハグ
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
ドジャースは10月31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に勝利して“逆王手”をかけた。劇的なエンディングを迎えた直後、ベンチ前で生まれた光景が「最高のシーン」と感嘆の声があがっている。
ドジャースは2点リードで9回を迎えたが、佐々木朗希投手が無死二、三塁のピンチを招いて降板した。その後、タイラー・グラスノー投手がマウンドに上がり、内野フライで1死とすると、直後にエンリケ・ヘルナンデス内野手が左飛から二塁への好返球で併殺を完成させ、ゲームセットとなった。
ドジャースベンチ“最前列”には、先発した山本由伸投手と佐々木が前のめりで試合を見届け、ミゲル・ロハス内野手が捕球するとガッツポーズを見せた。すると、2人は雄叫びを上げて顔を合わせ、力強いハグを交わした。球団公式X(旧ツイッター)では「勝利のフォーメーション!」と綴り、ベンチ裏から捉えた山本と佐々木の抱き合うシーンを公開した。
感情を爆発させる感動的なシーンに、「またやろう」「由伸と朗希のハグ泣ける」「めっちゃいい」「最高なシーン」「泣いた」と日米ファンの心は動かされたようだ。ちなみに、佐々木は試合後に最後の瞬間を振り返り、「助かったと、思いました」と本音をこぼしている。
まさに薄氷の勝利を手にしたドジャース。第7戦を制することができれば、21世紀初のワールドシリーズ連覇となる。大偉業なるか、1打席1球に注目が集まる。
(Full-Count編集部)