ド軍ロハスにキケが突然の行動 「変な感じだった」印象も…今では感謝「あれは必要だった」

ドジャースのミゲル・ロハス(左)とエンリケ・ヘルナンデス【写真:荒川祐史】
ドジャースのミゲル・ロハス(左)とエンリケ・ヘルナンデス【写真:荒川祐史】

不振のワールドシリーズでは最終戦で殊勲の一打

 来季限りで引退を示唆しているベテランが感謝の気持ちを語った。ドジャースのミゲル・ロハス内野手が地元メディアのポッドキャスト番組に出演。ワールドシリーズで同僚の“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手からの驚きの行動を明かした。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」のポッドキャスト「ドジャース・ダグアウト」に出演。「同僚とともにした瞬間で、俺の中で永遠に残り続けるものがある」と、ワールドシリーズ第5戦の試合前の出来事について語った。

 試合前に守備練習をしていたところに、E・ヘルナンデスからいきなり後方からハグをされたといい、「守備練習の真っ只中で、変な感じだったね」と振り返った。「ミギー、君の気持ちは僕にはわかるよ。常に準備ができているようにしないとね。明日は(出場する)チャンスがあるかもしれないから」と言葉をかけられたという。

 ロハスは「感謝しているよ、ありがとうな」と返事。その時は奇妙に感じた同僚の行動だったが、ワールドシリーズを戦い終えて「あれは必要なことだったね。俺はあの時、調子が良くなかったから」と語り、ムードメーカーの言動に謝意を示した。

 ワールドシリーズ第6戦までは2試合で無安打だったロハスだが、第7戦では1点を追う9回1死で同点ソロを左翼席に叩き込み、この一撃で劣勢だった流れは変わった。直後の守備では1死満塁から二ゴロを冷静なバックホームで間一髪のアウトを奪い、サヨナラ負けを阻止。チームのワールドシリーズ制覇に攻守で大きく貢献することとなった。

(Full-Count編集部)

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