山本由伸に連発した「インクレディブル」 フィールドでも歓喜の美酒でも…スミスの敬意

スミスは延長11回に勝利に導く左越えソロ
ドジャースの山本由伸投手は、ワールドシリーズ3登板で3勝0敗、防御率1.02、15奪三振という圧倒的な成績を残してMVPに輝いた。その躍動ぶりに、同僚たちからも賛辞の声が絶えない。マスクを被り決勝弾を放ったウィル・スミス捕手も「インクレディブルだった」を連発した。
シャンパンファイト中のインタビュー映像を、地元メディア「ドジャース・ネーション」が公開。スミスは山本について「スペシャルだった。第2戦で完投、昨日は6イニング。そして今日も! 信じられないよ!」と笑顔を見せた。
山本は第2戦で9回105球を投げ4安打1失点で完投勝利となった。第6戦で再び先発して6回96球を5安打1失点で勝利投手に。さらに第7戦で同点の9回1死一、二塁で登板して無失点で切り抜けると、10回と11回も投げ切り胴上げ投手に輝いた。
とはいえ、自身も延長11回に勝利に導く左越えソロを放ったヒーローだ。「出塁することだけを意識した。後ろのフレディ(・フリーマン)にバトンを渡そうという気持ちだった。出塁したら、フレディが還してくれると信じていたんだ。スライダーを思いっきり引っ張ったよ!」と興奮冷めやらぬ様子だった。
(Full-Count編集部)