山本由伸がグラウンドで流した涙 指揮官の熱いハグ、耳元で言葉…感極まった表情に

ドジャース・山本由伸と抱き合うデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸と抱き合うデーブ・ロバーツ監督【写真:ロイター】

世界一になったドジャース、試合後の一幕

【MLB】ドジャース 5ー4 Bジェイズ(日本時間2日・トロント)

 ドジャースは1日(日本時間2日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦を制し、今世紀初のシリーズ連覇を達成した。救援登板した山本由伸投手は3勝目をマークし、シリーズMVPを受賞。試合後にはデーブ・ロバーツ監督に抱きしめられ、涙をぬぐう場面があった。

 前日の第6戦に先発し、6回1失点の好投を披露。山本のワールドシリーズはここでは終わらなかった。負ければ終わりの第7戦、5回表終了時にブルペンへ歩いて向かうと、9回のピンチに救援登板。1死二、三塁のピンチを凌ぎ、10回、11回と1点取られれば負けの場面で得点を与えなかった。

 試合後、グラウンドでは選手たちに抱きしめられ、称えられた。その中では、ロバーツ監督に揉みくしゃにされる場面も。歓喜のあまり指揮官は顔を山本に密着させ、耳元で言葉をかけた。すると山本の目には涙があふれ、袖で拭っていた。

 ロバーツ監督はその後MVPのセレモニーで「GOAT! 史上最高の投手」と、チームをけん引した山本を称えた。

 その後の会見で山本は「もう本当に信じられないというか、最後何投げたかも思い出せないような、そんな興奮がありましたし、チームメートが自分のところに来てくれたときは、すごく今までで一番の喜びを感じました。涙も出ましたね。久しぶりに溢れてきました。すごく嬉しかったです」と語っていた。

【実際の動画】山本が涙…ロバーツ監督に出し決められ感極まる一幕

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