佐々木朗希が手にする“臨時ボーナス” マイナー契約で移籍…最低年俸→今季報酬1.5倍も

世界一に輝いたドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
世界一に輝いたドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

プレーオフに進出したチームには報酬が

 ドジャースの佐々木朗希投手は1日(日本時間2日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に勝利。移籍1年目でチャンピオンリングを手にすることになった。今季メジャー最低年俸でプレーした佐々木には、その年俸に迫る“ボーナス”を手にすると見られる。

 ポストシーズンに進出したチームには、勝ち進むにつれて分配される金額が多くなる賞金が与えられる。MLB公式サイトによると、昨年はプレーオフに進出したチームには約1億2910万ドル(約198億7000万円)が山分け。チームの中でさらに分配され、誰が満額か、非満額なのかはチーム内でまた決められる。

 昨年米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が報じたところによると、ドジャースが受け取ったのは4650万ドル(約71億5000万円)。今季の分配金の総額は明らかにされておらず、チーム内での配り方によるが、近年の傾向では1人当たりの金額では満額なら50万ドル(約7670万円)前後を受け取るとされる。

 ポストシーズン、リリーフとして世界一に貢献した佐々木は、昨オフ「25歳ルール」に該当したためマイナー契約でドジャースに加入。今季はリーグ最低保証の年俸76万ドル(約1億1700万円)でプレーした。仮に満額の50万ドル前後を受け取ることになれば、年俸の半分以上となる。

(Full-Count編集部)

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