山本由伸を“選んだ”ド軍の大先輩「今年はこの男」 認めた実力…ファン大歓声

パレードに参加したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
パレードに参加したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

1988年のワールドシリーズ制覇に貢献したレジェンド

 ドジャースは3日(日本時間4日)、地元ロサンゼルスでワールドシリーズ2連覇を記念したパレードとセレモニーを開催。シリーズMVPを獲得した山本由伸投手について、37年前の優勝立役者も大絶賛した。

 今世紀初のワールドシリーズ連覇を飾ったドジャースは、ロサンゼルスのダウンタウンでパレードを実施。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」がこの様子を中継し、球団OBのオーレル・ハーシュハイザー氏は山本のユニホームを着て登場した。

 ハーシュハイザー氏は「去年は(ワールドシリーズの最後の場面で登板した)ウォーカー・ビューラーのユニホームを着ました。でも、今年はこの男(山本)のユニホームを着ざるをえなかったよ」とコメントし、背中の「YAMAMOTO」を見せると会場は大歓声に。同じ球団OBのジェリー・へアストンJr.氏も「Yes, sir!! Yes, sir!!」と大興奮で同調した。

 会場から「MVP」コールが響く中、ハーシュハイザー氏は「ビューラーは1イニング投げて3アウトを取って、少し休憩したけど、ヤマモトは2回2/3を投げて、休憩なしだ。アメージングだ!」と述べ、連投で大役を果たした山本を称賛した。

 ハーシュハイザー氏も1988年はレギュラシーズン23勝を挙げ、ワールドシリーズMVPに輝くなど優勝の立役者だった。今回のワールドシリーズで山本が底力を発揮しチームに世界一をもたらしたことで、伝説の男も誇らしかったのだろう。

(Full-Count編集部)

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