山本由伸の後ろで…キケの反応に「泣けた」 中継が捉えた“行動”に感激

山本は英語でスピーチ
ドジャースの山本由伸投手は3日(日本時間4日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたワールドシリーズ優勝のセレモニーに参加。スペイン語、英語を交えたスピーチを行った。それを嬉しそうな目で見つめていたのはキケことエンリケ・ヘルナンデス内野手だった。
山本はワールドシリーズでMVPに輝くとこの日、先頭で球場入り。ファンから盛大なMVPコールを受けた。その後、スペイン語で「Buenas tardes!(こんにちは)」と挨拶。「You know what?! Losing isn’t an option!(知ってる? 負けるという選択肢はない!)」と英語で叫んだ。
堂々たる英語のスピーチを後ろで見ていたのはE・ヘルナンデスだ。嬉しそうな表情で頷き、山本のスピーチを喜んだ。1年前の昨季、山本はポストシーズン初登板で第1戦に先発するも、3回5失点でKOされた。その時、スターバックスで話を聞いてあげたのがE・ヘルナンデスだった。
あれから1年。山本はワールドシリーズで3勝を挙げるなど堂々たるピッチングでチームを2年連続世界一に導いた。SNSでは「山本のスピーチのとき、キケ満面の笑みやったの思い出して更に泣けた」「山本くんがスピーチしている後ろでニコニコしているカーショーやキケの顔がなんとも言えない」「山本くんのスピーチを見てるキケが完全に親の顔してたなw」と注目していた。