山本由伸が残した衝撃「今まで見たことはない」 フリーマンも称賛…忘れぬ光景

通算2431安打のベテランでも驚いた光景
伝説の登板は、百戦錬磨のベテランにも衝撃をもたらしていた。ブルージェイズを破って2年連続の制覇となったワールドシリーズで、3勝を挙げてMVPに輝いたドジャースの山本由伸投手。フレディ・フリーマン内野手が「MLBネットワーク」のインタビューに対し、あらためてその活躍に驚いた様子を語った。
山本は第2戦では9回1失点で完投勝利、第6戦でも6回96球を投げて勝利投手になると、第7戦では「中0日」で9回途中から登板。延長11回までを無失点で、34球を投げ抜いて勝利投手となる大車輪の活躍を見せた。
フリーマンは「MLBネットワーク」に出演し、当時のことを回顧。「7戦目には、考えうる限りの全てのことが起きたと思う。(死球で両軍が飛び出し)ベンチが空になったり、リードするチームが入れ替わったり、同点になったり、ミゲル・ロハスが9回1アウトで同点ホームランを打ったり。本当に色々なことがあったね」と語った。
それでも「今まで見たことはない」と語り、鮮烈なインパクトを残したのは山本の活躍だった。「ブルペンでウォーミングアップしているのを見ただけでも僕は衝撃を受けたのに、先発した翌日に、チームの投手の中で一番長いイニングを投げた。完全に驚異的だった」と絶賛した。今季については「連覇という大きなプレッシャーがあった。でも、25年間誰も成し遂げていないことを達成できて、本当に信じられない気持ちです」と振り返っていた。
(Full-Count編集部)