山本由伸の1球が、意外な“タイトル獲得”に 専門家が勝手に選定「最悪の誤審」

ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

今季6敗目を喫したパドレス戦で投じた疑惑の判定

 物議を醸した1球が再び注目を集めている。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、今年の「ロボット審判を連れてこい大賞」と題した“誤審”の年間大賞を独自に選定。ドジャースの山本由伸投手がパドレス戦で投じた1球が選ばれた。

 問題の1球は6月19日(日本時間20日)に本拠地で行われたパドレス戦で起きた。3回に山本はパドレス下位打線の打者2人を3球三振に斬って取り、フェルナンド・タティスJr.外野手を迎えた。追い込んでからの3球目のフォーシームはストライクゾーンに収まり、見逃し三振となったかと思われたが、判定はボールだった。

 結果的に山本はタティスJr.からも三振を奪ったが、3者連続3球三振の「イマキュレート・イニング」達成はならず。6回1/3で3失点を喫して敗戦投手となった。フリードマン氏は、あらためて完全にストライクだった1球の動画を投稿。「勝者:マーヴィン・ハドソン(球審)、山本由伸のイマキュレート・イニングを奪う」と記し、皮肉を込めた。

 SNSでは「これマジで発狂ものの最悪の誤審だった」「この球審は忘れん」「改めて見ても、何から何までストライクで草」「これ酷かったよなぁ覚えてるわ」など、あらためて脚光を浴びることに。ワールドシリーズでは3勝を挙げ、MVPに輝いた山本。意外なところで新たな“タイトル獲得”となった。

【実際の映像】まさかの「ボール判定」…山本由伸が投じた今年最悪の“誤審”の1球

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