ド軍がタッカー獲りに“敗北”? ヤンキースと激突か…米予想「加わるのを阻止」

ヤンキースが資金力を誇示か
今オフFA市場で最大の目玉とされる外野手カイル・タッカーの争奪戦で、ヤンキースがドジャースに競り勝つ可能性を米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が予想した。ドジャースが有力視される中で、「ヤンキースが本気を出せば」タッカー獲得に動くと予想。両球団の資金力がぶつかる展開が注目されている。
同サイトでは「10の衝撃的なオフシーズンの出来事を予想」という記事で、名門の激突を予想した。左翼に明確な補強ポイントを抱えるドジャースは、潤沢な資金を背景に、今冬のFA市場でタッカーを獲得する筆頭候補とされてきた。タッカーは今季カブスでプレーし、22本塁打、25盗塁を記録。4年連続でオールスターにも選出された実績を持ち、市場でも最も注目される選手の一人となっている。
一方のヤンキースは、昨オフにフアン・ソト外野手が去り、今オフはコーディ・ベリンジャー外野手がオプトアウト権を行使してFAになった。外野の再編が急務となる中、タッカーをターゲットとした大型補強に踏み切る可能性が浮上しており、同メディアは「ヤンキースが本気を出せば、依然としてどの球団にも劣らない財力を誇示できる」と指摘している。
また「ドジャースがさらにスーパースターを加えるのを阻止するために、タッカー獲得に総力を注ぐという展開も十分に考えられる」とも指摘。ベリンジャーとの再契約という選択肢も残されているが、タッカー獲得に向けて“総力戦”を展開するシナリオも十分にあり得る。2大市場球団によるFA戦線の激突は、今オフの最大の見どころの一つになりそうだ。
(Full-Count編集部)