ド軍退団決定も後悔なし 28歳が届けた感謝「人生を変えてくれて」…由伸も“いいね”

28歳でメジャーデビュー…WS第6戦の“好守”が話題
ドジャースからジャイアンツへの移籍が決まったジャスティン・ディーン外野手が7日(日本時間8日)に自身のインスタグラムを更新。“古巣”への感謝の思いを綴った。
ディーンは今季ブレーブスからドジャースに移籍。3Aの90試合で打率.289、6本塁打、27盗塁の好成績を残し、8月8日(同9日)のブルージェイズ戦で28歳にしてメジャーデビューを飾った。シーズンでは18試合に出場したが、打席数は2と、代走と守備固めが主戦場だった。そんな中、ワールドシリーズ第6戦で大仕事を果たす。
2点リードの9回から守備固めで出場。無死一塁からバーガーの放った打球は左中間へ飛んだ。ディーンは必死に追いかけ、フェンス手前でクッションボールの処理をしようとしたが、打球がフェンスに挟まった。E・ヘルナンデスの声掛けもあり、ディーンは捕球をせず審判団にアピール。エンタイトル二塁打となったことで救われたドジャースは、その後に凌ぎ切って辛勝した。
ディーンは“影のMVP”と称えられ、両手を挙げるポーズはその後の優勝パレードなどでもナインやファンからいじられていた。しかし6日(同7日)に40人枠から外すアウトライトとなると、その直後にジャイアンツがクレームし、同地区ライバルへの電撃移籍が決まった。
突如の決定に困惑する声もあったが、ディーンは発表の翌日にインスタグラムを更新。「僕の人生を変えてくれて、LAありがとう!」と感謝の思いを綴った。この投稿には山本由伸投手やブレイク・スネル投手、ミゲル・ロハス内野手らが“いいね”した他、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のレポーターを務めるキルステン・ワトソンさんは「何て凄い1年なの!!! おめでとう、ジャスティン」とコメントした。
(Full-Count編集部)