DeNA、伊藤光のFA権行使を発表「本当に悩みました」 球団は残留交渉継続へ

DeNA・伊藤光【写真:荒川祐史】
DeNA・伊藤光【写真:荒川祐史】

「他球団からの評価を聞けるのであればこのタイミングかと」

 DeNAは12日、伊藤光捕手が海外フリーエージェント(FA)権を行使することを発表した。球団を通じて「本当に悩みましたが、今後の野球人生に生かしたいと思い、決断させていただきました」などと思いを述べた。

 伊藤は高知の明徳義塾高から2007年高校生ドラフト3巡目でオリックスに入団。2014年にはベストナインとゴールデングラブ賞を獲得した。2018年7月に高城俊人、白崎浩之とのトレードで赤間謙とともにDeNAに移籍した。

 プロ18年目の今季は若手の台頭もあって6試合の出場にとどまったが、2軍では75試合で打率.309。通算1063試合に出場し、634安打、30本塁打、262打点、打率.235をマークしている。

「野球を愉しむことを教えてくれたチームメート、温かい声援で迎えてくださり、どんな時も熱く応援してくださったファンの皆さまに心から感謝しています。球団からも温かいお言葉やオファーをいただきましたが、他球団からの評価を聞けるのであればこのタイミングかと思い、FA権を行使いたしました」と説明。球団は引き続き残留交渉を続ける予定となっている。

(Full-Count編集部)

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