今井達也に“東の名門”入りの可能性 山本由伸を逃し…米記者分析、敏腕代理人も判明

ロメロ記者がSNSで伝えた移籍先の最有力候補
MLB挑戦に米メディアも一斉に反応した。西武は10日、今井達也投手がポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すことを容認したと発表。今季10勝をあげ、防御率1.92、178奪三振を記録した右腕の挑戦は、米国でも大きな注目を集めている。
西武が発表したのは10日の午前11時半過ぎ。ポスティングでの米挑戦を知った海外メディアは、SNSで続々と今井を取り上げた。全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は自身のX(旧ツイッター)で「西武は27歳エース、タツヤ・イマイのポスティングを容認した。(ポスティング)申請が認められた場合、彼にMLB30球団と45日間の交渉期限が与えられる」と投稿。「複数の関係者によると、イマイ獲得の最有力候補はヤンキースだ」と移籍先にも言及した。
ロメロ記者は球団発表から約1時間後にXを更新。最初の投稿に続けて「代理人を務めるのはスコット・ボラスと彼が所有するボラス・コーポレーションだ」と綴り、敏腕代理人が今井の挑戦をサポートすることも伝えた。
今井は2016年ドラフト1位で作新学院高から西武に入団。2018年に1軍デビューして5勝をあげると、2023年からは3年連続で2桁勝利を達成した。2024年に最多奪三振のタイトルを獲得するなど、パ・リーグを代表する右腕へと成長を遂げた。NPB通算159試合で58勝45敗、防御率3.15、907奪三振を残しており、27歳と今後の伸びしろも高いだけに、MLBでさらなる覚醒も期待できる。
申請が受理されるとメジャーリーグ機構(MLB)から全30球団に契約可能選手として通知され、45日間の交渉期間がスタートする。西武で成長を果たした右腕の動向に米国でも注目が高まっている。
(Full-Count編集部)