30歳ドラ1が引退発表、チームに残るは9位のみ…移籍で覚醒の大砲も DeNAの2016年組

引退を発表した浜口遥大【写真:竹村岳】
引退を発表した浜口遥大【写真:竹村岳】

DeNAの2016年ドラフト4位の京山も戦力外

 ソフトバンクの浜口遥大投手が11日に現役引退を表明した。浜口は2016年ドラフト1位で神奈川大からDeNAに入団。昨年12月23日にソフトバンクへトレードで移籍したが、今季は1軍での出場機会はなく、戦力外通告を受けていた。ここでDeNAの2016年ドラフト組を振り返る。

 30歳の浜口はルーキーイヤーの2017年にいきなり2桁10勝をマークするなど、8年間で44勝(46敗)を挙げた。昨年12月23日に三森大貴内野手との交換トレードでソフトバンクに加入。今年4月に左肘関節クリーニング術と胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症の手術を受けたこともあり、ソフトバンクでの1軍出場は叶わなかった。

 同年のDeNAドラフトメンバーとしては近江高から4位入団の京山将弥投手が戦力外となった。2024年には自己最多の23試合に登板し、5ホールド、防御率2.01の成績を残したが、今季は1軍出場機会がなかった。

 来季もNPBでのプレーが確定しているのは5位入団した細川成也外野手。2022年オフの現役ドラフトで中日に移籍すると覚醒。3年連続で20本塁打を放っている。9位入団の佐野恵太外野手は2020年に首位打者(.328)を獲得し、2022年に最多安打(161安打)でタイトルを獲得した。

 2位の水野滉也投手、3位の松尾大河内野手、6位の尾仲祐哉投手、7位の狩野行寿内野手、8位の進藤拓也投手、育成1位の笠井崇正投手はすでにDeNAのユニホームを着ていない。

(Full-Count編集部)

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