“無視”されたロバーツ監督に憤慨「なぜだ?」 まさかの「0」に米メディア疑問

ナ・リーグ最優秀監督賞の結果に米メディアから疑問
ドジャースを今世紀初のワールドシリーズ連覇に導いた名将が受けた評価が、米メディアの間で波紋を呼んでいる。全米野球記者協会(BBWAA)は11日(日本時間12日)、ブルワーズのパット・マーフィー監督がナ・リーグの最優秀監督賞を受賞したと発表。内訳も公開され、デーブ・ロバーツ監督には1~3位票が1つも投じられなかった。
アイオワ州の地元メディア「The Gazette」のジェフ・ジョンソン氏は自身のX(旧ツイッター)で「デーブ・ロバーツは正当な評価を受けていない。何故だ?」と投稿。「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番を務めるビル・プランケット記者も「デーブ・ロバーツ監督は得票数はゼロだった。得票を得た上位3人は(パット・)マーフィー、テリー・フランコーナとロブ・トンプソン。プレーオフでドジャースに敗れたナ・リーグのチームを指揮していた監督たちだ」と反応した。
ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」のマシュー・モレノ記者はXで、ロバーツ監督がこれまで監督賞で受けてきた評価を紹介。2025年は得票ゼロで選外、2024年は7位、2024年は5位とシーズンを重ねるごとに順位が下がっており、直近2年の評価はワールドシリーズを制覇したとは思えない結果になっている。
最終候補3人を選ぶ投票はポストシーズンが始まる前に行われており、レギュラーシーズンを見ての判断で記者は投票を行う。ポストシーズンで快進撃を見せた結果も選考材料にすることができていたら、結果は違っていたかもしれない。
(Full-Count編集部)