ドジャースの早朝発表に騒然「マジか」「えっ!」 突然の報せ…日本ファンに悲しみ広がる

9月の負傷者続出時にチームを救う
ドジャースは12日(日本時間13日)、ベン・ロートベット捕手がウェーバーを経てレッズに移籍すると発表した。シーズン終盤の苦しい時期に守備面で大きく貢献していただけに、ファンからは惜別の声が相次いでいる。
28歳のロートベットは7月末のトレードでレイズから加入。上旬にウィル・スミス捕手が右手を負傷したことを受け、翌4日(同5日)にメジャー契約を結んだ。直後にはダルトン・ラッシング捕手も自打球を受けて右膝を負傷。緊急事態のチームを救い、守備面でも投手の好投を導き、評価を上げた。
移籍後は18試合出場で打率.224、1本塁打、4打点。プレーオフ開幕時はまだスミスが捕手として復帰できず、初戦からロートベットがマスクを被った。ワイルドカードシリーズ第1戦では3打数1安打、第2戦でも2安打の活躍を見せた。マイナーオプションが切れていたため、2人が復帰すればDFA(事実上の戦力外)になってもおかしくはなかったが、短期間とはいえ、後半戦に苦しんでいたチームを救った。
このためSNSでも「ロートベット手放したのかよ、マジか」「なんだか寂しい」「彼がいなければドジャースの優勝はなかった。レッズでもっともっと大きく活躍することを願うばかり」「そうだよね、そうなるよね。やっぱりキャッチャー3人揃って……ってのはないよね」「9月の後半でシーズンを救ったことを決して忘れません」「キャッチャー陣崩壊の危機を救ってくれたばかりか、ポストシーズンでも素晴らしい活躍をしてくれたのは一生忘れない」「これは寂しい。致し方ないのはわかるけどね。この人抜きで連覇はなかった」「えっ! ロートベット君レッズに行ったのか」「理想の控え捕手が失われるなんて」「本当にありがとう!」などのコメントが集まった。
(Full-Count編集部)