ド軍去った28歳が「恋しくなる」 ロバーツ監督と再会&ハグに「心が締め付けられる」

ロバーツ監督がレッズに移籍するロートベットと再会
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が再会した“相手”にファンが胸を熱くした。ロバーツ監督は15日(日本時間16日)、サイン会イベントに参加。そこで今季終盤に捕手としてチームを支えたベン・ロートベット捕手と笑顔でハグを交わした。オフにレッズへの移籍が決まった28歳と指揮官の再会を、日米ファンは感慨深く見守った。
ロバーツ監督とロートベットは、ロサンゼルス近郊のショッピングモールで行われたサイン会に参加。12日(同13日)にウェーバーを経てレッズ移籍が決まったロートベットは、ドジャースファンとの交流を楽しんだ。ロバーツ監督はロートベットを見つけると「相棒よ、元気だった?」と歩み寄り、がっちり抱擁すると「会えて嬉しいよ。家族はどう?」と語りかけ再会を喜んだ。
地元メディア「ドジャース・ネーション」は公式X(旧ツイッター)で再会シーンの動画を公開。「(ロートベットは)来シーズン、レッズで(野球人生の)新たな章をスタートさせるが、彼がドジャースで過ごした時間は永遠に私たちの心に刻まれる」とコメントを添えて、来季を新天地で迎えるロートベットにエールを送った。
ド軍退団から3日後、イベントに姿を見せたロートベットにファンも反応。SNSには「ロートベットの活躍なしにチャンピオンはなかった」「永遠にチャンピオンとして記憶されるだろう」「恋しくなる」「これを見ていると心が締め付けられる」「ほんとにお別れなんだね…」「もう青いもの着られないのが寂しいけど、レッズで頑張って」などと惜別コメントが寄せられていた。
28歳のロートベットは7月末のトレードでレイズから加入。移籍後は18試合出場で打率.224、1本塁打、4打点。正捕手ウィル・スミスが負傷した9月以降に存在感を発揮し、ドジャースのワールドシリーズ連覇に貢献した。