台湾主砲が西武と契約合意か…現地メディアが報道 通算112本塁打の強打者、代表でも活躍する28歳

統一ライオンズの林安可【写真:篠崎有理枝】
統一ライオンズの林安可【写真:篠崎有理枝】

今季は打率.318、23本塁打、73打点をマーク

 台湾プロ野球(CPBL)の統一ライオンズの林安可(リン・アンクウ)外野手について、17日にNPBの西武が契約交渉権を獲得したと複数の台湾メディアが報じた。

 28歳の林はCPBLの7年間で、通算583試合に出場し、打率.287、112本塁打、399打点を記録。2年目の2020年には32本塁打、99打点で2冠に輝き、新人王も獲得している強打者。昨年のプレミア12でもチャイニーズ・タイペイの4番打者として出場し、スーパーラウンドの日本戦で横山陸人から本塁打を放っている。

 今季は打率.318(リーグ2位)、23本塁打、73打点(いずれもリーグ3位)の好成績を残した。大学時代は主に投手としてプレー。2018年には楽天の秋季キャンプに参加。NPB入りを目指し入団テストを受けたが、契約には至らなかった。

 地元紙「連合報」は「少なくとも2年間の保証付き契約を結び、3年目は西武のオプションとなる。年俸と移籍金を含めた総額は400万ドルに迫る可能性がある」と報じている。地元紙「自由時報」は「移籍金は公表されていないが、昨年古林睿煬が移籍した際の金額と同程度の約100万ドルとみられている」としている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY