NetflixがMLBにも参入 機構が3年契約をESPNなどと締結「より多くのファンに」

ネットフリックスはHRダービーやWBC日本大会を配信
メジャーリーグ機構(MLB)は19日(日本時間20日)、ESPN、NBCユニバーサル、Netflix(ネットフリックス)と新たに3年間に渡るメディア権利契約を締結したと発表した。
ESPNがMLB.TVとミッドウィークゲームの権利を取得。NBCは全米中継となる日曜夜(サンデーナイト)の試合やワイルドカード全シリーズを獲得した。ネットフリックスは来季開幕戦の3月25日、ジャイアンツ-ヤンキース戦やホームランダービー、フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム(8月13日、フィリーズ-ツインズ)や2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本大会を配信する。
契約期間は2026年から2028年までの3シーズンで、ESPNとの長期パートナーシップは39年連続に延長。NBCは約26年ぶりにレギュラー放送でMLBの試合を中継することになり、ネットフリックスはドキュメンタリー制作に続き、初めてライブ中継となる野球イベントの配信に参入する。
MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は「今回の新たなメディア契約により、ライブスポーツやエンターテインメント、メジャーイベントの強力な発信拠点である3社を通じて、より多くのファンにMLBを届ける大きな機会になります。世界で5100万人以上が視聴したワールドシリーズを受け、MLBは新世代のスター選手の台頭、競技を改善した新ルール、視聴率・観客動員・参加人口・SNSなど主要指標の伸長といった勢いをさらに加速させていきます」とコメントしている。
(Full-Count編集部)