「残留して良かった」超優良助っ人 専門家も“想定外”連発…高卒3年目右腕も覚醒

西武のタイラー・ネビンと山田陽翔【写真:小林靖】
西武のタイラー・ネビンと山田陽翔【写真:小林靖】

西武を支えた新外国人と若手右腕を絶賛

 パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」に谷繁元信氏、里崎智也氏、菊池柚花さんが出演し、西武のタイラー・ネビン外野手と山田陽翔投手の活躍ぶりを絶賛した。

 試合開催が少ない月曜日も、プロ野球、パ・リーグファンが楽しめる時間をつくりたいとの想いでスタートした「月曜日もパテレ行き」。今年最後となった今回は、2025年のパ・リーグを総括した。

 番組中盤のコーナー「想定外!パ・リーグ事変!」では、シーズン中に起こった各球団のさまざまな出来事が、3人にとって“想定内”であったか“想定外”であったかを判定し、それぞれの視点から解説した。

 西武の1年を振り返る中で挙がった5つのトピックのうち、2つのトピックで、3人全員が“想定外”の札をあげた。

 まず1つ目は「超優良外国人! ネビンの覚醒」。今季、西武に加入したネビンだったが、すぐに日本球界に適応し、137試合で打率.277、21本塁打、63打点といずれもチームトップの成績を残している。

 1年目にしては十分すぎる好成績に、「最初見た時、ここまで頑張れると思わなかった。残留して良かったですね」と里崎氏。一方の谷繁氏は「真面目!」と性格面を評価すると、菊池さんも「三井ゴールデン・グラブ賞も獲ってますね!」と、シーズン通した活躍ぶりを驚きつつも絶賛した。

 そして2つ目は「中継ぎで大飛躍! 山田陽翔の台頭」。今季1軍デビューを果たした高卒3年目の山田は、チーム2位タイの49試合に登板し、防御率2.08と飛躍の1年を過ごした。

 開幕前から山田投手のピッチングを見て「良いと思っていた」という里崎氏だったが、「ここまで結果を残すとは、というところでは頑張りましたよね」と振り返る。続けて、谷繁氏も「想定外というと失礼かもしれないけれど、チームとしてはこういうピッチャーが何人も出てきてほしいのよ」と監督経験があるからこそ持つ視点で解説した。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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