ド軍の次なる狙いは元ハム守護神? 253S右腕から“切り替え”…LA記者が力説

レンジャーズのクリス・マーティン【写真:アフロ】
レンジャーズのクリス・マーティン【写真:アフロ】

イグレシアスにオファーとの報道も…

 2年連続のワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースは、このオフもFA市場などで補強すると言われている。特に課題のブルペンをテコ入れすると見られ、地元メディアでは39歳のベテラン右腕との再合流の可能性を指摘している。

 ドジャースのブランドン・ゴームズGMはGM会議にて「ハイレバレッジで起用できるリリーフ右腕」を狙うと話し、デビン・ウィリアムズ投手やライセル・イグレシアス投手がターゲットと言われていた。しかし19日(日本時間20日)、イグレシアスはブレーブスと再契約。全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者によると、ドジャースもオファーを打診していたようで、獲得が失敗に終わった形となった。

 それを受け、地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者はポッドキャストを更新。改めて「このオフシーズンにドジャースがブルペンを改革する必要がある。100%やるべきことであり、優先事項です」と力説し、「その証拠に、彼らはエドウィン・ディアスやデビン・ウィリアムズに接触しています」と話した。

 もちろん、ディアスやウィリアムズは大型契約が必須。それゆえ「1年契約の選手と契約することや、ライアン・ブレイジャーのようなタイプ、あるいはクリス・マーティンのようなタイプを探すことも検討するでしょう。(FAの)マーティンも契約可能な選手で、ドジャースに呼び戻すこともできます」と、ベテランとの短期契約を模索すると見ている。

 ブレイジャーもマーティンも元NPB出身選手でドジャースに加入していた時期がある。特にマーティンは2022年途中に加わり、26登板で防御率1.46、WHIP0.53と出色の成績だった。マッケイン記者は「ブルペンというのは、本当にどうなるかわかりません。非常に不安定なポジションで、一発屋も多い」とも話し、やはり信頼できる選手を獲得すべきと進言している。

(Full-Count編集部)

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