長嶋さんから学んだ“プロのあり方” 武豊が明かす忘れられぬ日々「いつも…」

JRA騎手の武豊【写真:アフロ】
JRA騎手の武豊【写真:アフロ】

武豊が「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」に参列

「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が21日に東京ドームで開催され、参列した競馬界のレジェンド、武豊騎手が長嶋さんとの思い出やその人柄について語った。

 武は「長嶋さんとの思い出がよみがえって、本当に素敵な時間を過ごさせてもらったなということを今、思い出していました」と静かに語り始めた。長嶋さんからかけられた言葉で印象に残っているものとしては「色々ありますね。もう僕がデビューして間もない頃から本当によく可愛がっていただいて。会えばすごく励まされたり、褒めていただいたり。長嶋さんの言葉は全て支えになるというか、力になる言葉でした」と振り返った。

 特に心に刻まれたフレーズがあるという。「常にファンのことを考えてプレー、そして行動しなきゃいけないよ」。武は「本当にそういう感じのことはよくおっしゃっていたので、それはすごく大事にしています」と、トップアスリートとしての心構えを学んだと明かした。

 長嶋さんとの一番の思い出については、食事を共にした際のエピソードを挙げた。「何度か本当に食事をさせていただいて、いつも『がんばってるね』って。必ず会った瞬間にそう言ってもらえるので、それが何か励みでもあったので、それが思い出ですね」と、気さくな人柄が偲ばれるエピソードを語った。

 最後に、武にとって長嶋さんとはどういう存在かと問われると、少し考えた後、「いやあ、もう……どう言っていいんですかね。まあ、憧れですかね。本当に憧れの方です」と言葉に力を込めた。

(Full-Count編集部)

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