“FA通告”免れたド軍右腕…待ち受ける第2の試練 補強の目玉も不発→来季も確約なし

ドジャースのブロック・スチュワート【写真:イワモトアキト】
ドジャースのブロック・スチュワート【写真:イワモトアキト】

ドジャース移籍後は4試合でシーズン終了

 7月末にドジャースに加入したブロック・スチュワート投手は、怪我のため移籍後は4試合の登板に終わった。21日(日本時間22日)が期限だった「ノンテンダー」は回避したが、今後は年俸調停となる可能性がある。

 今季ツインズで39試合登板して2勝1敗、防御率2.38を残し、ジェームズ・アウトマン外野手とのトレードで7月末に移籍。ブルペンのキーマンと評価されていたが、加入後は4試合に登板し、防御率4.91という成績で8月中旬に肩の炎症により負傷者リスト(IL)入り。そのまま右肩の手術を受けてシーズン終了となった。

 期待外れに終わったため、米メディアでは「ノンテンダー」の候補に名前が上がった。だが、最終的には右腕エバン・フィリップスとニック・フラッソ投手の2人が対象となり、スチュワートは残留の見通しとなった。

 来年1月9日(同10日)の期限までにドジャースと金額面で合意しない場合、年俸調停の手続きに入ることになる。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」は22日(同23日)、スチュワートについて「現在は年俸調停の資格を持っている。ブルペンの重要なニーズを満たすことが期待されていたが、スチュワートはドジャースでわずか4試合しか登板しなかった」と厳しく評価した。米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、スチュワートの年俸調停額を140万ドル(約2億1900万円)と予想している。

(Full-Count編集部)

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