セミエン&ニモの交換トレード、正式発表 250億円契約同士の大物が移籍

両球団発表
レンジャーズのマーカス・セミエン内野手とメッツのブランドン・ニモ外野手と金銭のトレードが成立したと、24日(日本時間25日)に両球団が発表した。35歳のセミエンは通算253本塁打を誇る大型二塁手。ニモは今季自己最多25本塁打を放った好守の外野手だ。ストーブリーグが過熱し始めている。
セミエンはメジャー屈指の大型二塁手として活躍し、ブルージェイズ時代の2021年には45本塁打、102打点を記録し、大谷翔平投手(当時エンゼルス)と本塁打王争いを演じた。同年オフに7年1億7500万ドル(約274億円)の契約を結んだ。
一方のニモはメッツ一筋の32歳。選球眼が持ち味で、出塁率4割以上を3度マーク。2022年12月に8年1億6200万ドル(約253億円)の大型契約を結んでいた。3年連続で23本塁打以上を記録し、今季は25本塁打と92打点で自己最多を更新した。
メッツはニモに加えて、500万ドル(約7億8400万円)をレンジャーズに渡す。セミエンは近年打撃成績が下降傾向にあり、今季は15本塁打、OPS.669にとどまった。それでも、2度目のゴールドグラブに選ばれるなど好守は健在。フランシスコ・リンドーア内野手との強力な二遊間コンビを結成することになる。
(Full-Count編集部)