“朗希2世”が「絶賛成長中」 異国で存在感…高まるエースへの期待「新怪物誕生」

仙台育英2年から本格的に投手転向→1年目で1軍デビュー
逸材がベールを脱いだ。オリックスの2024年ドラフト3位ルーキー、山口廉王(れお)投手が23日、PB選抜の一員として「2025アジア・ウインターリーグ・ベースボール」の台湾海洋戦に登板。1回無安打無失点1奪三振の快投を見せた。ドジャース・佐々木朗希投手を彷彿とさせる豪快フォームにファンの視線も集中している。
山口は仙台育英高の2年から本格的に投手に取り組み、左足を高く振り上げるダイナミックなフォームから投げ下ろす剛球が魅力。投球フォームの類似性から“朗希2世”と呼ばれることもある逸材で、昨年のドラフト3位指名でオリックスに入団した。
ファームでは、故障しない体づくりを優先するため、当初は社会人との交流戦での出場に限られ、体づくりをメインとした。その中でも9登板(7先発)で防御率2.83、35イニングで18三振をマーク。10月5日楽天戦(楽天モバイルパーク)で1軍デビューを飾り、1イニングを無失点に抑えた。
オフは異国での武者修行に励み、この日は7回から登場。DAZN公式X(旧ツイッター)は「絶賛成長中 山口廉王(オリックス) ズバッとインコース」と記し、山口が内角の速球で三振を奪った場面を紹介した。潜在能力を感じる1球に「さらに躍動感増した?」「新怪物誕生」「たまらんな」「エグイとこ投げるやん」「足の上がりが戻ってる」とファンの期待も高まるばかり。2年目の飛躍に注目したい。