日本人対決で話題も…お馴染みロゴに規約違反“疑惑” 指摘されたBジェイズの未許可

許可なしの海外での協賛がMLBの規約違反に当たると指摘
日本人対決でまさかのロゴが話題になった。プロボクシングのWBC世界バンタム級王座決定戦12回戦が24日に行われ那須川天心と井上拓真が対戦した。この興行ではワールドシリーズに出場したブルージェイズが協賛。しかし、米メディアから“ルール違反”の声が上がった。
那須川と井上の対決中、リングにはお馴染みの青い鳥があしらわれたロゴが記された。球団職員の加藤豪将氏は自身のX(旧ツイッター)で「ワールドシリーズでは日本のみなさんにすごく大きな声援をいただきました。少しでも恩返しがしたくて、今回のイベントをサポートしています」と綴った。
しかし、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者とミッチ・バノン記者は同メディアでこの協賛がルール違反に当たると指摘。「ブルージェイズのロゴが飾られた日本のボクシングリングはMLBのマーケティング規約に違反した」と見出しで記事を公開した。
同メディアによると、MLB球団はコミッショナー室の許可を得ずに海外で広告を出すことを禁止している。しかし、ブルージェイズは許可を得ていなかった。
ブルージェイズはこれに対し、「広告費がかかっていないスポンサーだ」と主張。コミッショナー室はコメントを控えた。同メディアは「処分を検討するかを含め、どんな対応をするか不明だ」と綴っている。
(Full-Count編集部)