【PR】日韓戦はOBたちも真剣勝負…2年連続出場の稲葉篤紀氏「バッティング練習を」

【写真提供:(C)H.N.F.】
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ABEMAで完全生中継…30日「日韓ドリームプレーヤーズゲーム2025 supported by DAISO」

 アジア野球の発展を牽引してきた日本と韓国。これまで数々の名勝負が繰り広げられた“日韓戦”だが、昨年から新たな勝負の舞台が加わった。今年2回目を迎える試合こそ「日韓ドリームプレーヤーズゲーム2025 supported by DAISO」だ。11月30日(日)にエスコンフィールドHOKKAIDOで開催される日韓レジェンドの競演を、新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」では無料生中継でお届けする。

【注目】ABEMAで無料生中継!11月30日「日韓ドリームプレーヤーズゲーム2025 supported by DAISO」

 2年連続の出場を心待ちにするのが、日本ハムの2軍監督を務める稲葉篤紀だ。昨年は「4番・DH」で先発出場し、1点を追う1回裏の第1打席で三遊間を破る同点タイムリーを放ち、試合を盛り上げた。「ホッとしたのが一番ですよね。三振だけはしたくなかった。稲葉ジャンプも久しぶりにしていただいて、すごく感動した中でヒットが打てたというのが、非常に良い思い出になりました」と笑顔で振り返る。

 試合は一進一退の攻防となったが、6回に一挙5点を挙げた日本が10-6で勝利した。振り返れば、選手として戦った日韓戦も、侍ジャパン監督として臨んだ日韓戦も「どういうわけか、いつでもシーソーゲームなんですよね」。そのうちの1つが、稲葉が「最も思い出に残る日韓戦」に挙げる2009年のWBC決勝だ。

2009年WBC決勝で決めた送りバントの意味

 1点リードで迎えた9回、守護神としてマウンドに上がったダルビッシュ有投手が2死から同点打を許し、試合は延長戦へ。日本は10回に先頭・内川聖一選手が右前打で出塁。ここで打席に立ったのが、途中出場していた稲葉だった。

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「同点に追いつかれて、流れが向こう(韓国)に傾きかけた。そして、ノーアウトでヒットが出て、あそこでしっかり送れるかによって、流れがガラッと変わる。その中で初球スライダーで(バントを)決めることができて、そして最後はイチロー選手が2点タイムリーを打って……という場面を作れた。ホッとした部分でもありますし、あの1打席がすごく思い出深いですね」

 恩師の教えを体現した打席にもなった。ヤクルト時代、当時の野村克也監督から学んだのが「脇役の大事さ」だった。「主役がいて、脇役がしっかりサポートする。その脇役に回れたっていうのが、僕の中では良い経験でした」と懐かしそうに振り返る。

「思いと思いのぶつかり合いが、本当に良い試合にさせてくれる」

 アジアを代表する日本と韓国はライバルとして互いを高め、そしてリスペクトしあってきた。「韓国に勝たないと世界一になれないと思ってやってきましたし、韓国も絶対に日本を倒したいという思いが強い。思いと思いのぶつかり合いが、本当に良い試合にさせてくれる」と稲葉。侍ジャパンを率いた時には、韓国戦の前には頭の中でより緻密なシミュレーションを繰り返し、なかなか眠れないこともあったという。

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「試合前に整列して、韓国と日本の国歌を聴くと気持ちがクッと盛り上がる。お互い国を背負ってきているわけですし、やっぱりリスペクトしているんですよね。同じアジアの国として、アジアのレベルを上げるためにも大事じゃないかと思います」

 互いに譲らぬ真剣勝負を繰り返してきた相手だからこそ、言葉や文化が違っても通じ合うものがあるのだろう。日韓レジェンドOBが一堂に会した昨年は、初めての試みながらプレーする伝説のプレーヤーたちも、往年のヒーローの姿を見に集まったファンたちも、至福の時を過ごすことができた。

 だが、稲葉には1つ“誤算”があったという。

「韓国の方たちはチームとして練習をしてきたっていうんですよ。それくらい真剣にやってきた。かたや我々はバッティング練習も遊びみたいな感じで(苦笑)。そして、戦ってみたら、相手投手は130キロ以上でバンバン投げてくる。これはいかん、と」

 リベンジに燃える韓国は今年、さらなる準備を積んでくることと予測し、11月上旬には「バッティング練習をさせてもらいました」と、密かにバットを振り込んだ。

引退して間もない中田翔氏、日本でおなじみオ・スンファン氏らが新たに参加

 今年は引退したばかりの中田翔氏をはじめ、DeNAの相川亮二新監督、楽天の今江敏晃前監督、西武の松井稼頭央前監督らが新加入。韓国チームには、元阪神のオ・スンファン氏、元ソフトバンクのイ・デホ氏ら、おなじみの名前がズラリと並ぶ。稲葉は「良いメンバー。楽しみですね!」と待ちきれない様子だ。

 ファンとの距離を近く感じるというエスコンフィールドHOKKAIDOを舞台とする日韓OB戦。「せっかくなので続いてほしい。伝統になっていけばいいですよね」と期待を込める稲葉は、今年はどんな活躍を見せてくれるのか。

 ABEMAでは今年のレジェンドマッチを完全無料生中継でお届けする。また、日本野球機構審判部の協力により、試合を通じて球審カメラから映像も楽しめることに。グラウンドレベルの大迫力映像と通常の中継映像との切り替えは視聴者が自由に行える。さらに、今季までヤクルト監督を務めた高津晋吾氏が解説として登場する。レジェンドたちの熱き戦いはABEMAでお楽しみあれ。

○『日韓ドリームプレーヤーズゲーム2025 supported by DAISO』
・放送日時 2025年11月30日(日)午後1時30分から
・放送URL https://abema.go.link/2fIEG
・解説 高津臣吾

(Full-Count編集部)