桑原将志、西武へのFA移籍を表明 DeNAファンへ“長文”で感謝「新天地でも自分らしく」

球団発表
DeNAから海外FA権を行使した桑原将志外野手が28日、西武へ移籍することを表明した。桑原はDeNA球団を通じて、「報道でもありましたように、来季より埼玉西武ライオンズでプレーすることを決断いたしました」とコメントした。
桑原は2011年ドラフト4位でDeNA入り。2017年には全試合出場し、2024年の日本一に貢献。日本シリーズ新記録となる5試合連続打点と歴代タイ記録の6試合9打点を記録し、シリーズMVPを受賞した。
今季は106試合出場で打率.284、6本塁打、27打点、10盗塁。4年契約最終年で、オフに海外FA権を行使していた。通算1239試合出場で1053安打、74本塁打、99盗塁。2017、2023年にゴールデングラブ賞を受賞している。
西武がFA選手を獲得するのは2015年オフの木村昇吾(広島からFA)以来10年ぶり。渡部聖弥、西川愛也らがいる外野手争いを激化させ、来季は2019年以来7年ぶりのV奪回を目指していく。
○桑原将志外野手
「報道でもありましたように、来季より埼玉西武ライオンズでプレーすることを決断いたしました。ベイスターズファンの皆さまの応援がいつも気持ちを奮い立たせてくれて、勇気を与えてくれました。応援歌にもありました『ガッツマン』。今の自分がそのスタイルを確立できたのもベイスターズファンの皆さまが、僕をプロとして生きていく道へ導いてくれたおかげだと思っております。皆さまと共に戦い抜いてきた日々は一生の財産であり、一生忘れることはありません。新天地でも自分らしくひたむきに、皆さまに与えてもらった勇気を次は自分が皆さまに与えられるように全力で頑張ってまいります。14年間本当にありがとうございました」
(Full-Count編集部)