巨人19歳が異国で豪快弾「打球伸びすぎ」 ドラ1逸材に高まる期待「来年サードで」

オーストラリアのウインター・リーグでは8試合で12安打
巨人の明日を担う若手に待望の一発が飛び出した。オーストラリアのウインター・リーグに参加している石塚裕惺内野手が28日、同リーグで第1号を放った。高卒1年目に早くも2軍で頭角を現した19歳が、異国の地でさらに飛躍を見せている。
シドニー・ブルーソックス戦に「1番・遊撃」で出場。5回に5試合連続安打となる勝ち越し適時打を左前に放つと、1点を追う9回2死二塁の場面で、ファウルで粘った後の11球目は左中間フェンスを越えた。一時は逆転となる2ランで、同試合は計3打点と活躍。ここまで同リーグで打率.353、OPS.936と好調を維持している。
花咲徳栄高時代に高校通算26本塁打をマーク。昨年のドラフトでは競合の末に巨人が交渉権を獲得した。プロ1年目は故障離脱もあったが、2軍では遊撃と三塁を守り、55試合で打率.327、3本塁打、OPS.891の成績を残した。9月には1軍昇格を果たしてプロ初安打も記録した。
巨人は主砲の岡本和真内野手がポスティング制度でメジャー移籍を目指しており、来季以降は石塚も内野のポジション争いに加わる期待が高まっている。SNSでは「リストの強い返し方が前監督の原さんの若い頃によく似てる」「なんか長野っぽいよな」「年齢の割に打撃の完成度が高すぎないか」「間違いなく未来の巨人を担う男」「来年30試合くらいはスタメンで見たい」「打球伸びすぎ」「これでセンター越えんの?」「来年サード確定」「頼むから来季は石塚スタメンで使ってくれ」などの声が集まった。