鷹、徐若熙の獲得を発表…背番号「18」 台湾出身の158キロ右腕、ド軍などとの争奪戦制す

「期待に応えられるよう、日々の練習と試合に全力で取り組みたい」
ソフトバンクは22日、台湾プロ野球(CPBL)の味全から海外フリーエージェント権(FA権)を行使した徐若熙(シュー・ルオシー)投手の獲得を発表した。背番号は「18」。最速158キロを誇る台湾出身の25歳は、ソフトバンクが日米による大争奪戦を制して契約にこぎつけた。
2019年CPBLドラフト1位で味全に入団し、1年目の4月に右肘を手術。2年目から復帰すると、今季は19試合に登板し5勝7敗、防御率2.05。CPBL通算では64試合に登板し16勝18敗、防御率2.42の成績を残していた。ソフトバンクは今季シーズン中から何度も城島健司CBOらが現地に足を運び視察してきた。地元メディアによると、MLBのドジャースなども興味を示していたが、2025年の日本王者が獲得することになった。
徐若熙は球団を通じて「このたび、私を評価、そして信頼し、より高いレベルで挑戦する機会を与えてくださった福岡ソフトバンクホークスに心から感謝しています。歴史と実績を誇る球団の一員となれることを大変光栄に思います。球団の期待に応えられるよう、日々の練習と試合に全力で取り組みたいと思っています。また、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせて以来、成長の機会と多大なるご支援をいただいた味全ドラゴンズの皆さまにも、深く感謝しています。私の原点がドラゴンズにあることは、今後も変わることはありません。新たな環境でさらなる成長を目指し、これまで支えてくださったすべての皆さまに、プレーでお応えできるよう努力します」とコメントした。
(Full-Count編集部)