WBC米国代表は“2842億円打線”? ジャッジ、CY賞投手2人…米識者が予想するベスト布陣

“ベストメンバー”なら…すさまじい打線に
来年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、どこの国が頂点に立つのか。連覇を狙う侍ジャパンは大谷翔平投手の出場が決定。ライバルの一つが、前回準優勝の米国だ。ポッドキャスト番組「WBC Central」で司会を務めるショーン・スプラドリング氏は、各国のベストメンバーを予想。米国は約18億2000万ドル(約2842億円)の打線となっている。
スプラドリング氏は7月の時点で、各国の出場資格のある選手をリサーチし“ベストメンバー”を予想。米国のスタメンでは、出場が発表されているジャッジ、ウィットJr.、ローリー、クロウ=アームストロングに加えて、タッカー、ブレグマン、トラウト、ハーパー、ベッツを並べた。
ジャッジは9年総額3億6000万ドル(約562億円)、ハーパーは13年総額3億3000万ドル(約515億円)、ベッツは12年総額3億6500万ドル(約569億円)の契約を各チームと結んでおり、打線に並ぶ9人の契約総額は約18億2000万ドルとなる超豪華ラインナップだ。
控えには今季ナ・リーグ本塁打王で、前回大会も出場したシュワーバー、スミス、アロンソ、ターナーなどが入っている。投手陣はローテーションはスキーンズに加えて、スクーバルと今季のサイ・ヤング賞が2人。ウィーラー、クロシェットと予想。デグロムらがブルペンに控える。シーズン前で投手陣の出場にはハードルがあるが、すでにスキーンズの出場は発表されている。
あくまで“ベストメンバーが全員出れば”という上での予想だが、改めて米国出身選手のスターの多さに驚かされる層の厚み。今大会は、どのようなメンバーで挑むことになるだろうか。